第5章 退院後(11)(手術の8か月後・9か月後)

第5章 退院後

前項(手術の6か月後・7か月後)に引き続き、この第5章 退院後(11)では、手術後8か月~9か月経った今の様子について、同様に 【体の様子】【家事】【薬】などに分けて、記します。

装い

引き続き、無印良品の「どこにも縫い目がないハイライズショーツ」を愛用しています。

またしても、だいぶんくたびれては来ましたが、これから先も、愛用していこうと思います。

レディケア」については、手術後5か月経ったあたりから、ずっと無しで過ごしています。

服が傷跡に当たって気になるとか、痛みやかゆみが出るということは特にありません。

傷跡の盛り上がりや赤みについては、多少気になりはしますが、外に見えるような服装はしないですし、どこの誰に見せるわけでもないですので、まったく問題はありません。

後述しますが、整体へ通うようになり、うつ伏せになって腰をぐりぐり押されたりしていますが、まったく痛みや違和感はありません。

体の様子

婦人科については、前回の通院(術後半年の診察)の際に、「次回の診察はまた半年後」と言われたため、しばらく診察はありません。

その代わり、同じく半年ごとの診察を受けるため、同じ病院内の乳腺外科へ行って来ました。
今回はマンモグラフィーは無く、エコーと触診のみ。

乳腺嚢胞については、数も大きさも変化は無く、石灰化もしていないので問題は無かろう、とのことで無罪放免となりました。

次回はまた半年後。
次はまたマンモがあります。憂鬱ではありますが、半年間は忘れることにします(笑)

Apple Watchで計測している歩数は、大体平均して一日に5000~6000歩ほどと、以前よりも1000歩ほど増えました。

夏の間は暑いのであまり散歩に行けておらず、心当たりとしては、最近始めたFit Boxing 2くらいです。

日頃の運動不足がたたってか、ほんの10~20分くらいでも汗だくになります。
連日、二の腕や背中の筋肉痛にやられていますが、夫によると、「そのうち下半身を鍛えるプログラムもやって来て、太ももとふくらはぎもやられる」とのことで、今から恐れおののいています。
これは効いているのだと信じて、しばらく頑張ってみます・・

そして、ここ2か月ほど、整体へ通っています。
仕事柄、PCに向かっている時間が長くて、肩をはじめとした全身がガチガチに凝り固まっていることと、あとは「自分でも誰かをほぐすすべを学べると良いな」、ということから。

長時間うつ伏せになる体勢や、お腹周りをぐりぐり押されるのは大丈夫かな?と思っていましたが、まったく問題無かったです。
ぜひとも、体に良いことを続けてみたいものです。

健康診断とその結果

あとは、健康診断へ行って来ました。

胃のバリウム検査についての注意事項を調べてみると、「一年以内に開腹手術を受けた場合は、バリウム検査は受けられない」という記述をよく見かけます。

少々心配になったため、前回の婦人科の診察の際

私

そろそろ健康診断を受けるのですが、胃のバリウム検査や腹部エコー等は、受けても大丈夫でしょうか?

と念のため確認したところ、

先生
先生

問題無いですよ!

との回答。安心して受けることができました。

実際受けてみての感想としては、まったく問題ありませんでした。

一年以内に胃の開腹手術をしていると、それはもちろん検査や検査結果に影響があるのかも、とは思いますが、それ以外の開腹手術については、検査台の上でぐるぐる回るあの動作さえできるのであれば、おそらく大丈夫なのだろうと思います。
検査後の下剤についても、便秘や腸閉塞になることもなく無事に排出できました。

腹部超音波についても、問題無し。
特に検査中、傷跡や手術についても触れられることなく、例年と同じように受けられました。

不安な場合は、事前に先生へ確認してみることをお勧めします。

そして先日、この健康診断の結果が返って来ました。

まず体重は、日々過去最高値を更新し続けています・・
手術直後は体重が2~3kg落ちましたが、この半年で逆に5kgくらい増えました。

これだけ増えると、やはり体の動きが悪くなります。
お腹と腰が重く、床へ座ったり、床から立ち上がったりがいちいち「よっこらしょ」という感じ。
脇の下やお腹周りも、肉が付いてきたのが分かります。
筋腫を含めて子宮全摘したおかげ?か、腹囲は減りましたが、これ以上体重は増やしたくないものです。

あとは、コレステロール値も年々上がってきています。
2年前の数値との比較です。

総コレステロール(基準値140~199) 189→201→209mg/dl
LDL(悪玉)コレステロール(基準値60~119) 117→122→126mg/dl

少し調べてみると、閉経後の女性は女性ホルモンの減少に伴い、血中のLDLコレステロール値が急増する傾向にあるそうです。
もちろん、手術による卵巣摘出も、この要因の一つとなり得ます。
まだ数値的には危険領域ではないようですが、気にかけて行きたいものです。

以下の項目は、ここ数年毎回指摘されているのですが、即治療が必要というわけではなさそうですので、特に通院・治療等はしていない状態です。

  • 甲状腺腫大 →今回の健康診断の際に、オプションで甲状腺エコーと血液検査(甲状腺機能検査)も受けてみましたが、特に問題は無いそうです。
  • 心電図・PR短縮 →あまりにも動悸や不整脈が酷いようであれば、注意が必要であるようです。
  • 腹部超音波・副脾 →脾臓の近くにできる、脾臓によく似た組織?のようですが、特に治療の必要はないそうです。なぜこんなものができるのか、謎ではありますが・・

家事

引き続き、夜ご飯の支度やゴミ出しはもっぱら夫に頼り切っています。
申し訳無い限りです。

自転車や、猫の通院は、引き続き問題ありません。
猫の通院の際、ご飯や点滴を同時に購入して持ち帰ったため、猫も含めて実に8kgほどの荷物を歩いて持ち帰ることに。
肩がちぎれそうになりましたが、とりあえずお腹は大丈夫そうでした。

ちなみに、何と猫も体重が過去最高値を更新していることが判明しました。
こんなところまで、飼い主に似なくとも良いのですが・・(笑)
体のためにも、一緒に運動するなどして、ストレスなく適正体重を保ちたいものです。

引き続き、痛み止めのカロナール、自然なお通じを促すための酸化マグネシウム、どちらも飲まなくても大丈夫な状態です。

6月に入り、花粉症の「舌下免疫療法」を始めました。
「シダキュア」という名前の、溶けやすい錠剤を舌の下にしばらく含み、毎日少しずつスギ花粉への免疫を作っていく治療法です。

一度、まだ一錠残っているのをうっかり捨ててしまったことがありましたが、今のところそれ以外は飲み忘れもなく続けられています。
飲んだ後にくしゃみが少々出るくらいで、副作用もありません。

治療には最低でも3年はかかるとのことで、長丁場にはなりますが、大量のティッシュや薬に頼らずに花粉の時期を迎えられる日を夢見て、根気よく頑張ってみようと思います。

仕事

最も忙しい年度末を越え、ようやく落ち着くかと思いきや、帰宅時間は少し早くなったくらいで、18時くらい。

相変わらず、システムエラーや急な運用の変更への対応、急な欠勤者の穴埋めなど、体力的にも精神的にもつらい日々が続いています。

最近は、新型コロナウイルスの影響がかなり大きく、本人やご家族が感染してしばらく出勤できない・・というケースが増えて来ています。
また、お子さんが発熱した後に熱は下がったものの、出勤制限が明けたと思ったらまた別の体調不良で・・ということで、しばらく顔を見ていないかたも多数。
どうしても、休まずに出勤しているかたに仕事が固まってしまうので、負担が大きくなる傾向にあります。

そして、この先再び部署変更や業務内容の変更がありそうで、しばらくは落ち着かない日々が続きそうです。
ですが、ようやく気兼ねなく有休を取れるようになったので、ゆっくり休みたいものです。


←「第5章 退院後(10)」へ                「第5章 退院後(12)」へ→

コメント

タイトルとURLをコピーしました