第2章 入院準備(4)(入院の際、実際に持って行ったもの)では、実際に持って行ったもののリストを挙げました。
この第4章では、実際に入院してみての結果(「これは持って行って良かった!」とか「これは要らなかったな」とか感じた結果)について記します。
かなり長文にはなりますが、「実際に持って行ったものリスト」を改めて再掲しつつ、「実際に入院してみてどうたったか」について、以下に準じて●▲×の印を付けて、所感を赤字で追記していくことにします。
● ・・必須だったもの、「持って行って良かった」と思ったもの、重宝したもの など
▲ ・・あまり使わなかったもの
× ・・まったく不要だったもの
「何が必要か」「病院にどんな設備があるか」「病院で何がレンタルできるか」については、究極には
- 「人による」
- 「病院(の設備)による」
が結論ではあるのですが、それだけでは何ですので、持ち物選びの際に、何かしら参考になる情報を載せられればと思います。
また、末尾には番外編として、「持って行けば良かった、と後悔したもの」「退院後に買い足したもの」を加えました。
まったくの私見も含まれますが、よろしければ、ご参照下さい。
2023/11:リンク切れ箇所を更新しました
病院から指定されたもの(第2章のリストを再掲)
● ・・必須だったもの、「持って行って良かった」と思ったもの、重宝したもの など
▲ ・・あまり使わなかったもの
× ・・まったく不要だったもの
- 各種書類
- 手術同意書(家族にも署名してもらう)●
- 入院同意書(病院ルールへの誓約)●
- 病棟問診票(既往歴や、アレルギーの有無などを記入)●
(入院時に、改めて既往歴や投薬歴について聞かれたため、おくすり手帳も持って来ておいて良かったと思いました。詳しくはこちら)
- 保証金3万円(最終的に、入院費に充当される)●
- 生理用品
- 生理用ショーツ 2~3枚 ●
- 生理用ナプキン 1袋くらい ●
- 洗面用具(シャンプー、リンス、ボディソープはある、とのこと)●
- パジャマ ●
- バスタオル、フェイスタオル ●
- スリッパ ●
- マスク ●
1.各種書類については、前述のとおり、一式を事前に持ち帰ることができたため、熟読のうえで夫に署名してもらえました。
2.保証金については、最終的な入院費も含めて、クレジットカードで支払い予定。
(全額、クレジットカードで支払いました)
3.生理用品については、ショーツは、さまざまなブログでも絶賛されている、無印良品の「どこにも縫い目がないハイライズショーツ」を選びました。
(術後1か月経った今も、愛用しています。縫い目がないことで傷口に響かず、トイレでの上げ下ろしの際も、傷口に当たらないようにペロリと折り返せて、楽ちんなのが良いです)
余裕を見て、普段よりも2サイズ上のものにし、2枚用意しました。
店頭ではなかなか求めていたサイズが無かったのですが、オンラインストアでは在庫があり、一安心でした。
試しに事前にはいてみたところ、縫い目やレースなどがなく、ちょうどへそのあたりまでが優しく覆われるようで、良い感じです。
他の方のブログでは、ユニクロの「エアリズム ウルトラシームレスショーツ(ジャストウエスト)」も好評だったのですが、私の探していたサイズはオンライン限定サイズだったようで、残念ながら店頭には見当たりませんでした。
私は普段、ユニクロのオンラインストアは利用していないため、こちらについては購入を断念しました。
生理用ナプキンについては、家にあったものをそのまま1袋、持って行くことにしました。
(私はあまり術後の出血が無かったので、結果として1袋すべては必要ありませんでしたが、やはりある程度は用意しておいた方が良いと思います)
4.洗面用具については、次の「自分で用意したもの」にて、詳しく記します。
5.パジャマについては、特に「前開き」などの指定はありませんでしたが、無印良品のパジャマを2組(脇に縫い目のない 二重ガーゼパジャマ と、脇に縫い目のない フランネルパジャマ)持って行きました。
普段から「脇に縫い目のない」シリーズのパジャマを愛用しており、寝返りを打つ際なども「快適だな」と感じていたため、こちらを選びました。
暑さ寒さに対応できるよう、素材は「二重ガーゼ」と「フランネル」の2種類にしました。
(病室は、自分で自由にエアコンの温度の調整ができたため、常に暖かい状態でした。そのため、フランネル生地の方は、ちょっと暑く感じるほど。洗い替えという意味では、2組あったのは良かったですが・・)
6.バスタオル、フェイスタオルについては、家にあったものを1枚ずつ、持って行くことにしました。
(病院によっては、ベッドに敷く用のバスタオルを持ってくるよう指定がある場合もあるようです。私が入院した病院では、それは必要ありませんでしたので、バスタオルとフェイスタオルが1組ずつで、十分でした)
7.スリッパについては、100均で購入しました。
特に「かかとのあるもの」などの指定は無かったため、ごくごく普通のスリッパです。
8.マスクについては、普段使っている不織布のマスクを、10枚ほどジップロック袋に入れて、持って行きました。
病院からは、「布マスクや、ウレタンマスクは遠慮頂きたい」とのことでした。
自分で用意したもの (第2章のリストを再掲)
上記「病院から指定されたもの」以外に、自分で用意したものをすべて、挙げてみました。
さまざまなブログの内容をもとに、準備してみたのが以下のリストです。
google keepでチェックリストを作り、少しずつ用意していきました。
もともと家にあったものに加え、無いものについてはAmazonや、100均で買い足しました。
● ・・必須だったもの、「持って行って良かった」と思ったもの、重宝したもの など
▲ ・・あまり使わなかったもの
× ・・まったく不要だったもの
- 必須のもの
- 保険証 ●
- 病院の診察券 ●
- おくすり手帳 ●
(既往症や投薬歴の確認に、役立ちました) - 限度額適用認定証(詳細については、こちら)●
- 財布、クレジットカード ●
- スマホ ●
(小説や雑誌を読んだり、動画を見たりするのであれば、タブレット端末の方が良いかも) - 眼鏡 ●
(手術時や就寝時のために、眼鏡ケースもあると良いと思います)
- 身の回りの品
- 洗顔用品
- 無印良品の洗顔ミルク、オールインワンジェル ●
- 洗顔用ターバン ●
- ハンドタオル ●
- メイク用品(パウダー、アイブロウ、あぶらとり紙、手鏡)▲
(化粧品は、退院時にしか使いませんでした。あくまで私は、ですが)
- 洗髪用品
- シャワーキャップ ×
(シャワーを浴びる時は常に洗髪できたため、不要でした) - 水のいらないシャンプー ▲
(1回使ってみましたが、シャワーでの洗髪のすっきりさには、勝てません) - マイクロファイバータオル ●
(洗髪した時を考えると、バスタオルとフェイスタオルとは、別にあった方が良いです)
- シャワーキャップ ×
- 歯みがき用品
- 歯ブラシ、歯みがき粉、歯間ブラシ ●
- 蓋ができるコップ(ストロー付き)×
(病室の洗面台にコップが備え付けてあったことと、手術直後から普通にペットボトルの水が飲めたことから、まったく不要でした)
- 衛生用品
- ティッシュ ×
(病室に、1箱まるまる備え付けがあったため) - ウェットティッシュ(体用、手拭き用)●
(病室に洗面台があったため、すぐに手が洗える状況ではありましたが、食事の際などに手拭き用のウェットティッシュがあると、重宝しました) - 消毒ジェル ▲
(手術直後は、消毒ジェルのポンプですら、固く感じました) - アトファイン、腹帯 ▲
(後述の「レディケア」を使用中のため、アトファインは未使用。また、腹帯は、トイレや回診の際の付け外しが面倒かと思い、「入院中は使用しなかった」という意味合いで、▲です。が、退院後はお腹の保護と保温のために、大活躍中です)
- ティッシュ ×
- 乾燥、寒さ対策
- 目薬、リップクリーム、ハンドクリーム ▲
(リップクリームしか使いませんでした。が、やはり病室は乾燥するため、普段から目薬とハンドクリームを使っている方は、持って行った方が良いと思います) - はおりもの ×
(自分で病室内の温度が調節できるため、不要でした)
- 目薬、リップクリーム、ハンドクリーム ▲
- 洗顔用品
- 洗濯用品
- 洗濯ネット ●
(洗濯物の仕分け用というよりは、洗濯機コーナーの行き帰りに洗濯物をまとめるのに重宝しました) - 小物を干す用の、洗濯ハンガー ●
(ドラム式洗濯機でおおむね乾いた小物を吊すのに、良かったです) - 折りたためるハンガー ●
(ハンガーは病室のクローゼットに4本あったのですが、乾きかけのパジャマを干すのに良かったです) - 洗濯バサミ ×
(ドラム式洗濯機で乾燥までできたため、洗濯バサミは不要でしたし、ベッド横にバッグなどを止めておくこともありませんでした) - オキシクリーン ×
(洗濯機コーナーに洗剤の備え付けもあったため、不要でした)
- 洗濯ネット ●
- スマホの周辺機器
- 充電ケーブル ●
- 延長ケーブル ●
(スマホがベッドの上で行方不明になりそうな時、延長ケーブルをたどって探すことができ、大変重宝しました。万一ベッドから床にスマホを落としてしまったら、拾えそうにないですので) - イヤホン(iPhoneのイヤホンと、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンの、両方)×
(病室が個室だったため)
- スマホのアプリ
- Amazon Prime Video ●
- Amazon Music ×
(ほぼコミックを読むか、動画を見るかのどちらかだったため) - Tver(民放番組が1週間分、無料で見られる)●
- ブックパス(雑誌や小説、コミックが読める)●
(スマホの小さい画面だと辛いものがあるため、本格的に読むのであれば、タブレット端末の方が良いと思います)
- その他
- 筆記用具、手帳 ●
(日々の記録を残すのに重宝しましたが、横になっている間は、スマホに残す方が手軽でした) - クリアファイル ●
(書類の整理に役立ちました) - S字フック ×
(さまざまなブログで「枕元に必需品をぶら下げる」という記述を見かけましたが、回診や、ベッドのリクライニングの際に邪魔になりそうだったので、私は使いませんでした) - 手持ち用のバッグ ×
(トイレの際はハンドタオル、自動販売機へは小銭だけを持って行けば良かったので、不要でした) - ジップロック袋 ●
(ものの仕分けに重宝しました) - 折りたたみ傘 ×
(傘が必要な事態にはならず) - 腕時計 ▲
(入退院時しか必要ではなかった) - 置き時計 ×
(病室に見やすい時計があったため、不要でした)
- 筆記用具、手帳 ●
1.必須のもの については、自分でも「さすがにこれらは、忘れないだろう」と思うものばかりではありましたが、念のためチェックリスト化しました。
どれも忘れてしまうと代わりがきかないものばかりなので、当日忘れて行かないためにも、リストを作っておいて良かったと思います。
おくすり手帳●については、当初「無くても良いかな?」とも思いましたが、既往歴や投薬歴をとっさに思い出せないと困るとも思い、念のため持って行くことにしました。
(入院時に、改めて既往歴や投薬歴について聞かれたため、おくすり手帳を持って来ておいて良かったと思いました。詳しくはこちら)
財布●については、病室内にセーフティボックスがあるようでしたが、かさばるのも何かと思い、不要なポイントカード類は自宅へ置いて行きました。
現金も、必要最低限のみ持って行くことにしました。
(他の方のブログで、「病室のセーフティボックスが、財布すら入らないサイズだった」という方がいらっしゃったので、貴重品は必要最低限が良いかと思われます)
(現金について。クレジットカードや電子マネーが使えないタクシーがあったりするので、現金も少しは必要でした。あとは、病院の自動販売機やテレビの視聴、洗濯などのために小銭や1000円札が必要になるかどうかは、病院によると思います)
2.身の回りの品 については、極力普段から使っているものを、そのまま持って行くことにしました。
無印良品の洗顔ミルク●とオールインワンジェル●は、普段使っているものの中でも、特にコンパクトなものを選びました。
洗顔ミルクは、普段は泡立てボールを使っていますが、入院中は無くても特に問題はないかと思い、泡立てボールは持って行きませんでした。
メイク用品は、普段からメイクに特段こだわりは無いので、本当に必要最低限のみです。
(余談ですが、病室の洗面台に大きな鏡はありましたが、眼鏡をかけていない状態だと、自分の顔はかなりぼんやりとしか見えませんでした。体調が落ち着いてきた頃に、手鏡でまじまじと自分の顔を見てみたところ・・あまりのやつれ具合と、産毛の生え具合に、我ながら引きました笑)
他の方のブログを拝見していると、「少しでもテンションを上げるために、高級なパックやアロマ、ネイル用品を持って行く」という方もいらっしゃいましたが、残念ながら、私にはそんな女子力はまったくありません(笑)
(私見ではありますが、入院生活の中で「少しでもテンションを上げる」「何か楽しみを作る」というのは、なかなかに侮れない面だと思われます。私の場合は、それは高級なパックやネイルではなく(笑)、病院のおいしいご飯や、夫とのLINEのやり取りでした)
水のいらないシャンプー▲は、実家にあったものを送ってもらいました。
しばらく洗髪するのは難しいかと思い、1本持って行くことにしました。
もし使わなかったとしても、非常時に使えそうです。
(試しに1回使ってみましたが、シャワーを浴びる気力が無い時には、水のいらないシャンプーを使うのもおっくうでした。そして、やはりシャワーでの洗髪のすっきりさには、勝てません)
マイクロファイバータオル●は、洗髪をした時に、バスタオルとは別にあった方が良いかと思い、頭に巻けるフェイスタオルサイズのものを、100均で購入しました。
ぺらぺらではありますが、無いよりは良いかと。
(ぺらぺらなのであまり期待はしていなかったのですが、逆にその薄さと軽さが、洗濯や乾燥の際にも手軽で良かったです)
蓋ができるコップ×とストロー×についても、100均で購入しました。
ごくごく普通のプラスチックのコップではありますが、蓋に小さな穴が開いており、ストローが差せるようになっています。
ストローは10本ほど、これまたジップロック袋へ入れて、持って行きました。
さまざまなブログで、「ストローがあると、寝たまま飲み物が飲める」とか「コップに蓋があると、ホコリが入りづらいし、倒しても安心」などと記載があったので、購入してみました。
(手術直後は、上体を後ろに反らせる動きが辛いかと思いましたが、ペットボトルから水を飲むくらいの反らし方であれば、まったく問題はありませんでした。そのため、コップとストローはまったく不要でした)
が、コップはともかくとして、ストローは残り100本くらいあります・・。
どうすんだ、これ。
ティッシュ×は、1箱ごと持って行きました。
何かと必要になるかと思い。
(鼻をかむにも腹筋を使うため、手術直後は「ふーー」くらいの勢いで、鼻の周りを押さえるくらいでした。1箱全部までは要らないと思いますが、ポケットティッシュがいくつかあると良いと思います)
ウェットティッシュ●は、非常用品として備蓄していたものを、そのまま流用しました。
体を拭く用の大判のものと、手拭き用のものと、両方です。
(手拭き用のウェットティッシュで体拭きも兼用したため、体を拭く用の大判のものは不要でした。大判のウェットティッシュは重くてかさばるため、手拭き用のもので十分だと思います)
消毒ジェル▲は、このご時世ですので、あちこちに設置してあるとは思いましたが、念のため自分でも持って行くことにしました。
こちらも、非常用品として備蓄していたものを、そのまま流用しています。
(ポンプ式の消毒ジェルを持って行ったのですが、手術直後は、そのポンプですら、固く感じました。もう少し軽く押せるものか、スプレータイプのものでも良かったかもしれません)
アトファインと腹帯▲については、さまざまなブログで「術後にあると良い」という記述があったため、購入しました。
アトファインは、手術後の傷あとをケアするテープです。
とりあえず、1箱購入しました。
腹帯は、マジックテープでとめられて、お腹の傷口を保護するための、布の帯です。
コルセットほどの固定力は、無いと思われます。
試しに事前に付けてみたところ、恥骨からへその上5cmあたりまでが優しくホールドされるので、「これはいい!」と思いました。
マジックテープが上下2つに分かれているため、それぞれに締め具合が調節できるのが良かったです。
また、これからの季節、腹巻のようにお腹をあたためることができるのも、ありがたいところです。
この腹帯は、洗い替えのために、2枚購入しました。
(腹帯は、退院後に、お腹の保護と保温のために使い始めました。調べてみると、特段、傷の治り具合に寄与するものでは無いそうですが、お腹に巻いていると、かなりの安心感があります。1ヶ月ほど経って、マジックテープのくっつきが少々悪くなって来ましたが、まだまだ重宝しそうです)
目薬×、リップクリーム▲、ハンドクリーム×については、普段リップクリーム以外はあまり使わないのですが、「病室は乾燥する」との声をよく聞いたので、用意してみました。
はおりもの×については、トイレや自動販売機など、病院内を歩く際に必要になるかと思い、持って行くことにしました。
(病院内は、看護師さんが半袖でお仕事に当たられているように、かなり暖かい状態です。唯一、手術直前に術着に着替えた時だけ肌寒さを感じたため、その時ははおりものが必要にはなりましたが)
3.洗濯用品 については、病院内に洗濯機があるようでしたので、洗濯ネット●をはじめとして、 洗濯に必要なものをいろいろ持って行くことにしました。
小物を干す用の、洗濯ハンガー●(ピンチが10個ほど付いているもの)と折りたためるハンガー●は、どちらも病室にハンガーがどれくらいあるのかが分からなかったため、それぞれ1本ずつ、100均で購入しました。
(どちらもかさばるため、あまりに仰々しいものよりも、100均のもので十分だと思います)
洗濯バサミ×は、洗濯の時だけではなく、後述のS字フックや手持ち用のバッグと組み合わせてベッド横でも使えるかと思い、普段使っているものをいくつか、持って行くことにしました。
オキシクリーン×は、病院内の洗濯機に洗剤の備え付けがあるかが分からなかったため、持って行くことにしました。
(洗濯機コーナーに液体洗剤の容器がドンと備え付けされていたため、結果としては不要でした。洗濯機や洗剤の使用のために小銭や1000円札が必要になるかどうかは、病院によると思います)
普段の洗濯時は、液体洗剤とオキシクリーンを併用しているのですが、「液体洗剤は、こぼしたり漏れたりが怖いので、粉の洗剤の方が良いかな?」と思い、オキシクリーンのみをジップロック袋へ小分けして、持って行くことにしました。
4.スマホの周辺機器 については、充電ケーブル●に加え、延長ケーブル●も持って行くことにしました。
コンセントの位置によっては、あった方が良いかと思い。
荷物の中で絡まないように、これまたジップロック袋へ入れて、持って行きました。
(なぜか、いちばん近いコンセントが、ベッドの枕元ではなく、つま先立ちでないと届かないところにありました。そのため、長めの延長ケーブルを持って行って良かったです)
イヤホン×については、夫のすすめもあり、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンも持って行くことにしました。
(もともとテレビ番組はテレビではなく、手元のスマホのTverで見ようとは思っていましたが、そもそも個室だったため、イヤホンは不要でした。が、さまざまなブログで挙げられているように、「よくテレビを見る」という方は、長めのコードが付いたイヤホンを持って行くと良いと思います)
5.スマホのアプリ については、「病院での気晴らしになれば」という夫のすすめもあり、さまざまなアプリを落として行きました。
特に、 民放番組が1週間分、無料で見られるTver●は重宝すると思いました。
(夫とだいたい同じタイミングで同じ番組を見ながら、感想を言い合えるのが良かったです)
タブレット端末を持って行こうかとも思いましたが、重くなりそうなのと、壊してしまうのが怖かったので、持って行きませんでした。
6.その他 として挙げたものについては、以下のとおりです。
- 筆記用具、手帳 ● ⇒入院中の様子をササッと記録するのに良いかと思い、持って行った
- クリアファイル ●⇒書類を整理するため
- S字フック ×⇒さまざまなブログで、「何かと枕元にぶら下げるのに良い」とあったため
- 手持ち用のバッグ×⇒S字フックで必需品をぶら下げるのも良し、病院内を歩く際に持つも良し
- ジップロック袋 ●⇒大・中・小と何枚かずつ余分に用意すると、何かと小分けするのに重宝
- 折りたたみ傘 ×⇒天気は良さそうだったが、念のため
- 腕時計 ▲⇒行き帰りの道中のみ(入院中は、指輪も含め、外すように指示があります)
- 置き時計 ×⇒ブログで「ぱっと時間を見るのに、重宝した」という記述を見かけたため
番外編その1: 持って行けば良かった、と後悔したもの
だいたいのものは持って行ったつもりではいましたが、1つ、「これは持って行けば良かったな」と後悔したものがありました。
それは、「スマホを固定するためのクリップ」です。
スマホを手に持ったまま動画を長い時間見ていると、てきめんに腕が疲れてきます。
テーブルに置いて、スマホを立て掛けるホルダー的なものでも良さそうではありますが、サイドテーブルを動かすのすら、おっくうなこともあります。
また、クリップの方が角度や位置の自由度があるため、クリップの方が良いのではないかと思いました。
番外編その2:退院後に買い足したもの
以下では、退院後に役立つかと思い、買い足したものを挙げます。
まずは、シャワーブラシです。
手術直後は、かがんで足元を洗うのが難しかったため、導入しました。
術後1ヶ月が経った今では、足元も洗えるようになったため、もっぱら背中を洗うのに使っていますが、重宝しています。
次は、「退院後の散歩のおともに」と思い、購入したスマートバンドです。
歩数だけではなく、睡眠時間や心拍数、血中酸素濃度なども記録されます。
睡眠時間については、「深い睡眠」「REM睡眠」などの内訳まで分かり、毎日の睡眠をスコア化してくれます。
商品説明の中の、「猫のひげまではっきりと見えます」というディスプレイに、惹かれました(笑)
実際、今は我が家の猫の写真を背景に設定していますが、確かにひげまで克明に見えます。
運動音痴、機械音痴な私にとっては、オーバースペックでは無いかな?とも思いましたが、スマホとの同期や猫の写真の背景設定なども、直感的に出来るため杞憂でした。
ちなみに、自宅の体組成計とも同期しているため、毎日体重や体脂肪などの記録も取れています。
次は、「購入したもの」ではありませんが、退院後の療養のおともになった「漫画のレンタル」です。
- きのう何食べた?
- 逃げるは恥だが役に立つ
- キングダム(かなりの長編ですが、楽しめそうなので)
「きのう何食べた?」は、ブックパスで1・2巻を読んでいたため、その続きを借りました。
「退院後にこれを食べたい!」という原動力にもなったように思います。
「逃げるは恥だが役に立つ」は、かなり今さらではありますが、未見のため借りてみました。
ラブコメ要素が強いのかと思いきや、「夫婦とは?」「仕事とは?」と考えさせられる内容でした。
また偶然にも、婦人科手術についての描写もあったりして、自分の姿を重ね合わせたり。
「キングダム」も、今さらかもしれませんが、読み始めてみました。
大陸の歴史に、ロマンを感じます。
次は、退院前の診察の際に先生からおすすめされた、「レディケア」です。
手術後の傷あとを、シリコンの柔らかいシートが優しく保護してくれます。
テープとは違い、洗って繰り返し使えるのが良い点です。
適度に弾力があるため、服との擦れや衝撃から、傷口が守られる安心感があります。
テープと比較しての傷口の治り具合は分かりませんが、今のところ、かぶれやかゆみ、赤みはありません。
1箱に2枚入っているため、
お風呂に浸かっている時に、ゆっくりはがす
(粘着剤でくっついているわけではないため、シャワーなどでもはがすことができます)
⇒ボディソープで洗う(指先で表面をこする感じ)
⇒湯上がりに、もう1枚の方を貼る
⇒洗った方は、1晩乾かしてから、しまう
というサイクルで、2枚を交代で使用しています。
術後1ヶ月ほど使用した現在、だいぶん表面が皮脂で汚れて来ましたが、残念ながら、指先やスポンジでこすっても、汚れは取れません(一度、シリコンシート同士をすりあわせて洗ったところ、端の方がちぎれてしまったため、あまりに強く洗うのも考え物です)
もう少し使ってみて、さらに汚れが蓄積されてきた時には、「アトファイン」に変えようかと思っています。
最後は、服装について。
しばらくはウエストゴムのスカートをはいていたのですが、お腹部分に縫い目が無くて、楽なズボンもあった方が良いかと思い、レギパン的なものをいくつか購入しました。
だいぶん冷え込んで来ましたが、このレギパンにより、足元もお腹も暖かく保てています。
以上、かなり長文になりましたが、「入院時、持って行って良かったものなどのリスト」(「これは持って行って良かった!」とか「これは要らなかったな」とか感じた結果)でした。
「何をレンタルできるか」「病室に何が備え付けで置いてあるか」については、本当に病院によりけりだと思われますので、事前に確認してみることをおすすめします。
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