第3章 入院生活(6)(入院6日目・手術の4日後)

第3章 入院生活

カロナールの服用により、お腹の痛みはだいぶん落ち着いてきました。
あとは、処方された下剤により、お腹の張りも解消されることを祈りつつ、眠りにつきました。

2023/11:リンク切れ箇所を更新しました

待望のお通じが!

4:00
待望の便!お腹すっきり!!
頭の中で、歓喜の鐘が打ち鳴らされました(笑)

5:10
再び便!

6:10
起床。
お腹がすっきりしたことにより、気分も良好です。
まだまだ回復途上ではありますが、お通じがあったことにより、先が見えてきたような気がします。

7:10
3回目の便!
実にすっきり。

この後シャワーを浴びて、さらにすっきり!
髪を洗い流す際、さすがに上体を完全に反らせるのはまだ怖いので出来ませんが、お腹をかばいながらの洗髪にもだいぶん慣れて来ました。

歯みがきの最後にうがいをする際も、手術直後は上体が伸ばせず、「カラカラ・・」くらいの軽いうがいしか出来なかったのが、この頃にはだいぶんしっかりと、出来るようになってきました。

8:00
朝食。
お粥、タンドリーチキン、カボチャスープを完食!
お粥なので、変な取り合わせになりましたが、本当はパンだったのかな?
お昼からはもう、お粥じゃなくても良さそうです。
食後の酸化マグネシウムは、量を減らして2錠から1錠にしました。

9:40
朝の検温。
看護師さんへ、お昼からはお粥ではなく、常食へ変えてもらうようにお願いしました。
傷口を見て頂きましたが、経過は良好とのこと。
一応ナプキンも当ててはいますが、ナプキンへの出血も、ほとんどありません。

さらに、退院の予定について尋ねてみました。
当初、退院は2日後を予定していましたが、「明日の朝一の検尿・採血と、診察の結果次第では、1日早まって、明日そのまま退院できるかもしれない」とのこと。
喜ばしい限りです。

  • 設備の整った病室
  • 至れり尽くせりのスタッフさん
    • 先生や看護師さんだけではなく、事務の方や清掃のスタッフの方々も、みなさん本当によくして下さいます
  • おいしいご飯
    • いつもすべての皿にびったりラップがしてあって、保温とホコリ避けがされています。
      熱々とまでは行きませんが、温かいご飯が食べられるのは、本当にありがたいです
    • 和・洋・中を取り揃えたメニューは、毎回楽しみでした
    • 食後にトレイを下げに行った際、ちらりと妊婦さん用のご飯が目に入りました。
      妊婦さん用はさらに豪華で、刺身や夜食のクレープなんかもあったりするようです。
      再び、産科と婦人科の差を感じはしましたが、悲しくはなりませんでした。
      むしろ、ここまで豪華なご飯を用意して下さることに、感謝の念しかありません

そんな病院の居心地が良すぎて、自宅へ帰るのが後ろ髪を引かれる思いもしますが、やはり早く自宅へ帰れるのであれば、それにこしたことはありません。

自宅へ帰ると、ベッドのリクライニングが無くなることだけが、唯一心配ではありましたが、「腕の力を使えば、きっと何とかなる」と思いました。

自宅の様子

前日から自宅へ来て頂いている夫の母親は、

  • ゴミ出し
  • 近くのスーパーや花屋で、買い物
  • 庭の雑草抜きや、花の手入れ

までして下さったそうです。

再び猫とも遊んで下さり、猫も大満足のもよう。
何ともありがたいことです。

そして、母親を歓待するためにあれこれと骨を折ってくれた夫に、お昼ご飯を用意して頂いたのちに、帰って行かれました。

猫は、さすがに元気に遊んで疲れたのか、「猫部屋でずっと寝ていて、出てこない」とのこと。
食欲はあるようで、問題は無さそうですが、頑張って夫の母親を歓待してくれて、くたびれたのかもしれません。

夫もさすがに疲れたようで、午後は眠りにいざなわれたようです。
本当にお疲れ様でした。

動画を見て過ごす

すっかり気分が良くなり、この後は動画を見て過ごしました。
気持ち悪さも、すっかり無くなっています。

11:00
Amazon Prime Videoで、「きのう何食べた?」の第1話を見ました。

シロさんが手際よく作った手料理の数々、ケンジの乙女っぷり、激安スーパーのある商店街・・。

思わず見入ってしまいました。
あんな商店街、近くにあったらいいな。

12:00
昼食。
主食はお粥ではなく、常食の普通のご飯になりました。
生姜焼き、がんも煮、みかん。完食です。
食後の薬は、カロナールと酸化マグネシウムを1錠ずつ。
もう、痛み止めのカロナールも必要無いかもしれません。

14:00
「よゐこの○○で○○生活」シリーズの動画を、マリオ関係を中心にいくつか見ました。

よゐこのお2人が、さまざまなゲームに挑戦するのですが、絶妙な不器用さが笑いを誘う濱口さんと、それを絶対にバカにせずに温かく見守る有野さんの、ほんわかとしたコンビ愛が感じられる内容です。

私も、アクション系のゲームはさっぱりなので、濱口さんの気持ちが良く分かります(笑)

濱口さんが攻略に苦戦していると、有野さんがツイッターで攻略方法を募ったり、はたまた生配信があったりと、今時な感じも盛り込まれています。

手に汗握りつつ、不意に来る笑いにお腹をかばいつつ、大いに楽しみました。

15:30
本日4回目のお通じ。
今度はちょっと出過ぎな感じもしますが、出ないよりはよっぽど良いです。
お腹がすっきりしました。

退院後のことにも、思いをはせる

体調的に、先が見えてきたことから、退院後のことにも気持ちが向き始めました。

手術後は、腸などの癒着を防ぐためにも、積極的に歩くことが望ましい、とされています。
実際、点滴が取れる前後から、「無理の無い範囲で、フロア内を歩くように」と勧められました。

そこで、「退院後の散歩のおともに」と用意してみたものが、以下の2つ。

まずは、スマホのアプリです。

Pikmin Bloom「ピクミン ブルーム」

Pikmin Bloom - Make Every Step Count!
Grow your Pikmin, make flowers bloom, and keep track of your most precious memories, all through the simple act of walki...

ポケモンGOと似たような感じで、歩いた歩数に応じて、ピクミンが増えたり、花が咲いたりするそうです。

もう1つは、夫の勧めによるものです。
歩数はもちろん、睡眠時間や心拍数、血中酸素濃度などを記録してくれる、スマートバンドです。
睡眠時間については、「深い睡眠」「REM睡眠」などの内訳まで分かります。

商品説明の中の、「猫のひげまではっきりと見えます」というディスプレイに、惹かれました(笑)
実際、今は我が家の猫の写真を背景に設定していますが、確かにひげまで克明に見えます。

あとは、こちらも夫の勧めにより、退院後用に、漫画をレンタルすることにしました。
ブックパスでは、「きのう何食べた?」が無料で読めるのは最初の2巻だけだったので、その続きはぜひ借りたいところですが、他にも何を借りようか、考え中です。

明日の退院を夢見て、就寝

18:00
夜ご飯。
天津飯でした。完食!
食後の酸化マグネシウムは、1錠だけ飲みました。
カロナールは無し。

22:00
就寝前に、明日の朝一の検尿用の、カップを手渡されました。
うまく行けば明日じゅうには退院できるとのことで、期待に胸を膨らませつつ、就寝。


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