第2章 入院準備(2)(職場での手続きの続き+限度額適用認定証)

第2章 入院準備

手術時期が11月上旬と決定し、両親と職場へも、その旨の報告をしました。

引き続き、入院へ向けての準備編です。

職場での手続きで、盲点だったこと

有休届を出し、同僚へ迷惑をかける旨の挨拶をし、「さて休みに入る」となったタイミングで、ふと思い出したこと。

それは、手術の説明の際に、さらりと告げられた先生の一言でした。

先生
先生

入院の際、PCR検査を受けて頂きます。
そこで新型コロナウイルスが「陽性」となった際は、手術はできません。

私

そうか、このご時世なので、入院する時にPCR検査が必要になるんだな。
まさか土壇場で陽性、とならないと良いけれど・・

PCR検査を受けること自体は、このご時世なので「やむなし」と思っていました。
が、盲点だったのは「職場への報告」でした。

この時点(2021年11月時点)での私の職場では、

  • 発熱や、風邪症状がある際
  • PCR検査をおこない、新型コロナウイルスが「陽性」と判明した際
  • 新型コロナウイルスの「濃厚接触者」となった際

に報告が必要となるのはもちろんのこと、

  • 【PCR検査を受けることが決まった時点】

で(結果を待たず、まずは「PCR検査を受ける」と決まった時点で)報告が必要でした。
もちろん、陽性でも陰性でも、検査結果の報告も改めて必要となります。

たとえ、

  • 無症状だが、PCR検査を受ける場合
  • 帰省や出張などのために、PCR検査が必要な場合
  • 今回のように、入院のためにPCR検査を受ける場合

でも、同じように「事前の報告」が必要とのことでした。

そんなことが頭からすっかりと抜け落ちており、休みに入る前日の帰り際。
ふと上司に、

私

あ、あの、そう言えば病院から「入院する時に、PCR検査を受けてもらう」と言われているのですが・・
何か手続きが必要でしたか?

と聞いてみると・・
やはり、事前に報告が必要だったことが判明。

報告の要否について急ぎ調べてもらったり、上層部へ報告をしてもらったりと、終業後に上司の余計な仕事を増やしてしまう羽目になりました。

結果としてPCR検査は陰性となり、手術ができるに至ったのですが(病室からその旨を電話で会社へ報告しました)、早めに報告しておけば良かった、と反省しました。

このあたりは、会社や業種によっても対応がさまざまだと思われます。
今となってはかなり緩和されているとは思われますが、心配な場合は事前に会社へ確認してみることをおすすめします。

限度額適用認定証

職場とは直接は関係は無いのですが、手続きの一環として記しておきます。

一般的に、入院・手術などで医療費が高額になった際は、 「高額療養費制度」 により、あとから自己負担限度額を超えた分の額が払い戻されます。
しかし、「あとから払い戻される」とは言っても、場合によっては、病院の窓口で一度に支払うのは、かなりの負担になることもあり得ます。

そこで保険証に加えて「限度額適用認定証」を窓口に提示すると、1か月の窓口での支払いが、自己負担限度額までに軽減される、というものです。

当初は「無くても何とかなるかな?」とも思いましたが、転ばぬ先の杖、お守りとして申請しました。

私の場合は、自分が入っている健康保険組合のHPから、申請書をダウンロード。
「保険証の記号・番号」や「住所・氏名」、「認定証の必要期間」などを記入するのみで、他の書類の添付などは必要ありませんでした。

会社を介さず、直接組合向けに郵送するだけで、2~3日ほどで認定証が郵送されて来ました。
結局窓口での支払いは9万円近くになったのですが、「安心材料として、申請しておいて良かったな」と思いました。

ちなみに、私の属している健康保険組合のHPを見ると、「高額医療費」については申請の手続きは必要ないようで、あとから自動的に給付されるようです。

「限度額適用認定証」 の申請方法や、自己負担限度額がいくらになるか?などについては、健康保険組合ごとや、所得などによってさまざまなようです。
ご自身の健康保険組合へ問い合わせたり、【限度額適用認定証】や【高額医療費】などのキーワードでgoogle先生へ尋ねたりしてみることをおすすめします。


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